誰もが人には生きる権利があることを知っています。どんな人も不幸になるために生まれてくるわけではありません。しかし、世界はテロの脅威や大量破壊兵器の拡散、極度の貧困、貧富の格差の拡大、大規模な自然災害、生命軽視の風潮など、さまざまな問題に直面しています。ノーベル平和賞を受賞したジョセフ・ロートブラット博士は、「いつの時代にも、どれほどわずかであれ、正義を希求する尊き声はあげられてきた。しかし、この暴力と憎悪の喧騒をもしのぐ正義の大音声を、今ほどあげねばならない時はない」(『地球平和への探求』潮出版社)と語りました。21世紀の始まりにあたる今こそ、平和を求める声をこれまで以上に大きくあげていかなければなりません。力の限り、私たちは世界を救う努力をしなければならないのです。そこには、あなたにしかできない使命と舞台があります。世界のために貢献できる場所を見つけ出し、勇気をもってできることから始めましょう。

「こんな話があります。まず、あなたが平和を望み、そのことを2人の友だちに話します。
話を聞いた友だちは、さらに2人の友だちに『平和の心』を伝えます。
1人が2人の人に伝えるだけでいいんです!そうすると…

1日目:『平和の心』をもった人は、あなたとあなたの友だちで3人です。
2日目:友だち2人が次の2人に伝えると、『平和の心』をもった人は7人に増えます。
3日目:15人になります。

こんなふうにどんどん増えていきます。
そして、同じようにずーーーっと1人が2人に『平和の心』を伝えていくと…

10日目に2,040人、20日目に2,097,151人

そして…

『平和の心』は、たった32日間で全世界にいる65億人みんなに伝わります。
つまり、32日後にはすべての人が戦争に反対するようになるのです」


あなたの力を必要としている諸問題

国連改革
国連の限界や弱点を批判するのは簡単です。しかし、「国連は無力だ」と言ったところで何も生まれません。大切なことは、国連が不十分といえども各国を協力させることに成功してきたこと、そして国連を世界平和のための「人類の議会」として強化していくことです。もっと読む>>

核兵器
現在、世界には2万発を超える核兵器が存在し、24万発の核兵器を製造するのに十分な量の核分裂性物質が存在しています。それらすべてが適切に管理されているわけではなく、紛失や盗難、売買などが現実に行われてきました。テロリストが核兵器や核分裂性物質を手に入れる可能性も否定できないいま、核が存在する限り人類滅亡の危機は去らないことを再認識する必要があります。もっと読む>>

貧困と飢餓
先進国に暮らす人々は、1日1本の缶ジュースを買うことを特別なことだとは思っていないでしょう。しかし、世界では5人に1人が1日あたり100円程度しか使えない生活を強いられています。貧困が原因で3秒に1人子どもが死に、伝染病を媒介する蚊を防ぐ蚊帳も買えないため毎年1070万人の子どもが5歳の誕生日を迎えられずに死んでいます。もっと読む>>

子どもと教育
どのような人生を送るか選ぶチャンスを人々に与えるのが教育の一つの役割です。しかし、就学年齢に達していても小学校に通えない1億1500万人以上の子どもたちは、この人権を手にできていません。もっと読む>>

水問題
毎年、世界で170万人が汚れた水や衛生設備が未整備なために命を落としています。また、過去50年の間に水を巡る争いは500件も発生し、そのうち7件が暴力を伴う紛争に発展しました。人口増加や砂漠化が進む21世紀の地球において、「青い黄金」とも呼ばれる水の問題は戦争の原因になり得るほど深刻な課題です。もっと読む>>

不公平な貿易
現在、先進国は開発途上国の農業に対し1年に1000億円程度の援助を行っていますが、一方で自国の農業に対して1日に1000億円近くの補助金を出して農産物を過剰生産させています。こうした不平等によって開発途上国が生産する農産物は国際市場での価格競争に敗れ、農家の人々は得るべき富だけでなく雇用機会まで奪われてしまうのです。もっと読む>>

エイズ/HIV
現在、HIV感染者数は世界で4030万人ほどいると見られ、1995年の1990万人に比べ倍以上になっています。日本も例外なく増加傾向が続いており、2005年時点で7392人がHIVに感染、3644人がエイズを発症しています。もっと読む>>


参考資料:「国連ミレニアム開発目標報告書2005」「人間開発報告2005」「人間の安全保障報告書2003」


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