07/01/08

タリク・アジズ元イラク副首相の解放を訴える

元国連イラク人道活動調整官
ハンス・スポネック&デニス・ハリデイ




タリク・アジズ元イラク副首相
UN/DPI Photo# 196122C by Evan Schneider
私たち二人は元国連イラク人道活動調整官として、私たちが昨年行ったタリク・アジズ元イラク副首相の解放を米国政府に再度求めます。アジズ氏は告訴されずに3年も拘束され続けており、その間、国際法の下における氏の基本的人権は、イラクにおける他の戦争捕虜および政治囚と同じように守られていません。私たち二人はアジズ氏の健康悪化と死の危険に鑑み、氏の解放を再度求めます。

イラクにおける私たちの職務を遂行するためには、イラク政府の高官であったタリク・アジズ氏の協力が必要でした。氏は国連安保理に人道的な免責事項の拡大を求める際に支援してくれましたし、人道援助が公平に分配され有効になされているか情報を集めるのを可能にしてくれました。イラク国会において人道状況に関する批判的なプレゼンを許可したのも彼ですし、停戦ラインを超えてクルド人勢力の要人と交渉に行くのを可能にするため彼らと連絡を取ってくれたのもアジズ氏でした。私たち二人は氏をイラクの人びとの権利を擁護する高潔で誠実な人物だと思っています。

病に冒されている戦争捕虜を監禁し続けることは、悲劇的な過ちの一例です。私たちは米国政府に対し、法的な拘束力がないならば、人道的な見地から氏を解放するよう求めます。また困難な状況にあるアジズ氏を知っている人びとに対しても、この訴えを支持するよう求めます。特にジェームズ・ベーカー元国務長官とリー・ハミルトン元下院議員に支援を要請します。

さらにイラクにおける査察を指揮した国際原子力機関(IAEA)事務局長のエルバラダイ博士と、彼の前任者であるハンス・ブリクス博士の支持も希望します。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長も私たちの立場を共有し、米国やイラクの高官に対してアジズ氏と他の戦争捕虜を解放するよう影響力を行使することを求めます。


ニューヨーク/ミュールハイム
2007年1月2日



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